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【ゴルフ】中日スポーツ 
real estate宮里藍がポテトチップス打法披露



女子ゴルフの宮里藍(29)=サントリー=が14日、東京都内で開かれた自身のDVD発売記念イベントで特別レッスンを行い、口にくわえたポテトチップスを割らないように球を打つ独自の練習法「ポテチ打法」を伝授した。あごの力を抜くことで、首や肩など上半身をリラックスした状態でスイングするのが狙い。「緊張したときに力を抜くことを思い出してほしい」と指南した。


抽選で選ばれた6人とジュニア選手に対する特別レッスンで、宮里が真っ先に説いたのは「脱力ゴルフのススメ」だ。宮里は「普段の生活もゴルフも、人間は力を抜くことが意外と難しい」と指摘。その上で、ポテチ打法を直接指導しながら、「まずは力が抜けている状態を把握し、リラックスした状態を確認する。緊張が抜ける感覚を覚えることが大事」と、あごの力を抜くことに伴う効果を説明した。

さらに「片手片足」の不安定な状態で打つトレーニングを披露。「コースに出ればフラットな場所はほとんどない。どれだけバランス良く打てるか」と、バランスを意識した独自の方法を参加者に教え込んだ。

特別レッスンは技術指導、練習法から人生論にまで及び、宮里は「ゴルフを通じて自分自身と向き合えるようになった」という。重要なのは「自分をどうコントロールして、どう受け入れるか」。失敗やスランプなどの苦い経験にも触れ、「結果までのプロセスが重要だと思っている」と、自らのゴルフへの思いを重ねながら、参加者にアドバイスを送った。 (松岡祐司)2015年2月15日 紙面から抜粋